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”FULL SPEED”で俺の日常をかけぬけろ 2018年1月から再始動だぜ!!
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05.06.07:07

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  • 05/06/07:07

01.12.03:16

日曜日

今日は、念願のレポートを終わらせることができた。
テーマが09年度の予算編成の基本方針だったため
概算要求基準の緩和の見直しを含めての懸念を
書きながら政府の定額給付金のことに触れたこともあり
衆議院予算委員会の質疑内容をちゃっかり
私見に書けたことが嬉しかった。
定額給付金の法的根拠を質した部分で
地方財政法9条と10条を引き、法治国家である以上、
定額給付金にかかわる事務を
自治体に行わせる根拠となる法律を制定すべきではないかと
主張した答弁の重要性を指摘できたことが良かった。
だが、これだけの議論では収まらないが翌日の新聞や
マスコミなどでもあまり扱われなかったことが悔しかった。
すごく、奥が深い指摘で久しぶりに良い国会運営が見れた気がした。
それ以上に、憲法73条の重要性以上に法律の解釈の
説明の仕方がものすごく上手かった。
法律が無い以上、政令や条例で設けて給付した場合に
不服申し立てを受けるのは国ではなく地方公共団体である。
国が行った政策を地方公共団体が訴訟に立つのは
おかしいといった指摘も鮮やかだったし、権利義務関係の
説明や相手を黙らせる論法がかなり長けていた。
なにより、地方財政法を持ち込んだやり方がいかに
インチキかを説明したことも納得できたし、
政府見解が痛かった。
しかも、立法の概念や政治の概念を説明したときに
感動した。

何より、一番だったのは官僚の天下り禁止のための
再就職等監視委員会に関する政令に
「ただし、企業側の依頼に応ずるために、
元職員をあっせんすることが必要不可欠であると
認められる場合は、この限りではない」とあり、
これでは天下りの「渡り」も認めることであると
指摘した部分は拍手もんだ。
この附則をつけたことへの徹底追及は気持ちが良かった。
なにより、内閣法制局長官に対して法を審査する機関のあなたが
間違った法の運用を先導するようなことがあってはいけないと
仙谷議員は言っていた。
総理大臣から監視の権限が法律によって委任された場合
に再就職監視委員会が機能しないからといって権利が
戻ってくるはずが無いとし、批判した。
そして、国会できまらなければ行政が何をしてもいいのか?
役人が作った政令が法律や憲法を無視してもいいのか?
憲法の統治の部分を熱く勉強したものには、
とても血が騒ぐ内容だった。

そして、刑法各論をなんとか撃破したので
明日は、行政法を撃破してやろうかと思う。

だけど、法廷受託事務とかいろいろと行政法の
話も国会の委員会で飛びだしたが、こういう
ことを本当は当たり前だと思わなくちゃいけ
ないんだなと思う。
理解できて初めて面白いと思うと法律の勉強を
もっとしたいと思った。
かなり、国会運営に対して興味が沸いた一件だった。

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